本巣市で不動産売却をしたい!売却相場や本巣市の概要・住環境を解説

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本巣市で不動産売却をしたい!売却相場や本巣市の概要・住環境を解説

本巣市で不動産売却をしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。
不動産売却をするためには、住んでいる土地の特徴やメリットを知っておくのがおすすめです。
この記事では、本巣市の概要や住環境、不動産売却相場について解説します。
本巣市での不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

不動産売却の前に知っておこう!本巣市の概要

不動産売却の前に知っておこう!本巣市の概要

岐阜県にある本巣市は、2016年版の住みよさランキングで、岐阜県内9位を獲得しています。
岐阜市に隣接しており交通の便も良い点から、利便度は県内で1位となっています。
ここでは、市の位置や歴史、人口など概要について触れていくので、確認してみてください。

市の位置

本巣市は、岐阜県の南西部の中央から北側に位置している市です。
北には福井県との県境があり、東は岐阜市や山県市、関市と隣接しています。
市の西端には根尾川が流れており、田園地帯の灌漑用水路としても使用されています。
市域の約86%が森林の、自然あふれる地域です。
また、市街地との距離が近い点から、ベッドタウンとしても知られています。
市民の足として第3セクター樽見鉄道が走っており、市の北部と大垣市をつないでいます。
市内を南北に横断する国道157号や、東西に横断する国道303号、418号があり、車での生活を支える交通基盤が確保されているのも特徴です。
関本巣線や岐阜大野線、岐阜関ケ原線などの各主要地方道も充実しています。

市の歴史

本巣市の歴史は古く、平野部は古代から開けていました。
古墳時代には多くの古墳が作られたと、遺跡にも記されています。
なかでも、美濃地方最大規模の船来山古墳群は、1,000基以上で構成された古墳群です。
鎌倉から室町にかけては、美濃国守護職の土岐氏により支配されていました。
徐々に支配者は変わっていき、江戸時代には大垣藩の領地となっています。
明治中期になると多くの村が点在しており、梶尾村が誕生しました。
昭和の中期ころには、糸貫村や本巣村、真正村がそれぞれ町となります。
2004年に本巣郡本巣町・糸貫町・梶尾村・真正町が合併し、本巣市が誕生しました。
本巣の由来としては、この地が古事記に「本巣国造」と記されていたため、名付けられています。

市の人口

本巣市の人口は、2024年10月現在で32,938人となっています。
市全体の男性の人口は16,050人、女性は16,888人で、世帯数は13,267世帯です。
2004年の合併当初は、人口が今よりも2,000人ほど多く、世帯数は2,600世帯ほど少ない状況でした。
人口としては65~69歳の高齢者が多い傾向にありますが、次いで多いのは40~49歳の子育て世帯です。
10~19歳の子どもも多く、子育て世帯が多く住んでいる特徴があります。

不動産売却の際に知っておこう!本巣市の住環境

不動産売却の際に知っておこう!本巣市の住環境

本巣市には国道157号や県道が走っており、市街地や商業施設への交通アクセスが良いのが特徴です。
市役所から考えると、岐阜市までは約20分、大垣市までは約30分、名古屋の中心部まで約1時間20分となっています。
本巣市での日々の買い物や子育てのしやすさ、おすすめスポットなどの住環境をご紹介します。

買い物のしやすさ

三橋にあるショッピングセンター・モレラ岐阜には、雑貨店やファッションアイテムを扱うお店が多く入っています。
食料品コーナーや飲食店、映画館もあるため、大人から子どもまで多くの市民に利用されています。
樽見鉄道・モレラ岐阜駅から徒歩5分と、電車でもアクセスしやすいのが人気の理由の1つです。
大型の駐車場も完備され、車で来店するファミリーやカップルも多くいます。
また、政田にある「イオンタウン本巣」は、食料品や生活用品を購入するのに便利な施設です。
映画館などのアミューズメント施設はないものの、100円ショップや携帯ショップなど日常的に利用しやすいお店が揃っています。
駅からは多少遠い場所に位置しているため、車で来店する方が多いです。

子育てのしやすさ

本巣市には8つの保育園と幼稚園があり、待機児童数ゼロを記録しています。
小学生以下の子どもを対象とした、留守家庭教室などの場を提供する事業もあり、働きながら子育てしやすい環境が整っています。
多子世帯の保育料無料制度や、給食費の助成などの支援対策が充実しているのも特徴です。
また、市内には8つの小学校と4つの中学校があります。
生徒数の多い本巣市立真桑小学校では、大人数での集団下校が可能な点が、安心できるポイントです。
市への移住・定住を支援する補助金もあり、子育て環境の充実から移住を考える方もいます。
「本巣市もとす暮らし応援補助金」では、市内への定住のため新築戸建て・中古戸建てを購入または建て替えした方に、最大30万円を支給しています。

おすすめスポット

市内にある淡墨公園には、日本三大桜としても有名な、根小谷墨桜があります。
樹齢1,500年を超える大きな古木で、国の天然記念物にも指定されている貴重な桜です。
近年は老化が進んでいますが、地元の方が一生懸命守ろうと努力されています。
開花シーズンにはライトアップもされ、幻想的な美しい夜桜を堪能できます。
また、樽見鉄道の織部駅に隣接する道の駅・織部の里もとすも人気のスポットです。
新鮮な旬の野菜が安く購入できるため、地元の方のみならず、県外から足を運ぶ方もいます。
レストランでは、地元のブランド豚を美味しくいただけるメニューが豊富です。
織部焼の展示館も併設されており、休日にもなると大盛況となります。
ほかにも、地域住民の足として利用される樽見鉄道は、ローカル鉄道として人気があります。
季節ごとに運行される観光列車や、地元食材をふんだんに使用した料理をいただきながら、岐阜の景色を楽しめるイベント列車も人気です。

本巣市の不動産売却の相場

本巣市の不動産売却の相場

ここまでは、市の概要や住環境を解説しました。
本巣市の不動産売却相場を知るために、市の不動産購入相場を見ていきましょう。
近隣にある岐阜市や関市、山県市との価格も比較しています。
ここ10年の傾向についても解説しているので、参考にしてみてください。

土地

本巣市における土地の相場は、1坪あたり9万円ほどです。
この相場は、平均駅距離が54分として計算した値になります。
平均的な土地面積は87.9坪のため、791万円ほどで購入できる計算です。
岐阜市の坪単価は19万円のため、比較的リーズナブルな価格といえるでしょう。
また、隣接する関市は11万円/坪、山県市は9万円/坪とほぼ同等の価格となっています。

一戸建て・マンション

中古の一戸建て住宅の場合、1坪当たりの相場は48万円ほどになります。
中古戸建ての平均専有面積は36.4坪(120㎡)なので、およそ1,747万円で購入できる計算です。
岐阜市の価格は1坪当たり66万円なので、都心部からやや離れる点から価格が抑えられています。
本巣市では、土地や一戸建て、マンションを含む購入価格が下落傾向にあります。
土地は、ここ10年でも32.6%の下落があり、これからも下落の可能性があるといえるでしょう。
一戸建ての場合は10年前に比べて43.6%と約半分の価格になっています。
すぐに相場が上昇するとは考えにくいため、本巣市で不動産売却をお考えの方は、早めに不動産会社へ相談するようにしてください。

まとめ

4つの村が合併した本巣市には、3万人を超える方が居住しています。
買い物や子育てのしやすさや、おすすめスポットへのアクセスも良い点から、住みやすい土地といえるでしょう。
一方で、本巣市の土地や一戸建て、マンションの価格は下落傾向にあります。
10年先の未来を考えても、下落は続く可能性が高いといえます。
本巣市で土地や一戸建て、マンションの売却をお考えの方は、早めに不動産会社へご相談ください。


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