笠松町は不動産売却しやすい街?住環境や不動産相場を解説

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笠松町は不動産売却しやすい街?住環境や不動産相場を解説

不動産売却をするときは、売主側がその土地や建物がある街の概要や魅力を、あらかじめ知っておくべきといえます。
内覧者などに購入するメリットをたくさん伝えれば、早期の売却が目指せるためです。
今回は笠松町の概要や住環境、不動産の売却相場について解説します。
土地や建物を売ろうとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

笠松町で不動産売却をするなら知っておきたい街の概要

笠松町で不動産売却をするなら知っておきたい街の概要

まずは、笠松町の街の概要について解説します。

概要1:笠松町の位置

笠松町は、濃尾平野の北東部、岐阜県南西部に位置しています。
西に養老山脈と伊吹山、北には金華山、晴れた日は遠くに御岳山や白山が眺望できる、自然豊かな環境です。
岐阜市、各務原市、羽島市、岐南町に隣接し、木曽川を隔てて愛知県一宮市とも接しており、岐阜県の玄関口としての役割を担ってきました。
街の面積は10.3㎢で、県内42市町村中3番目に小さく、その約3分の1を木曽川と河川敷が占めています。
人口は約2万2,000人(令和6年6月現在)で、県内でも有数の人口密集地です。
人口規模は約30年間減っておらず、今後は増えていく可能性もあり、不動産売却しやすいエリアといえるでしょう。

概要2:歴史

笠松町で不動産売却をするうえで知っておきたい概要として、歴史も挙げられます。
笠間長は古くから水陸の交通の要衝として発展し、木曽川を介して岐阜と名古屋を結ぶ重要な場所でした。
江戸時代には幕府直轄地・天領として美濃郡代笠松陣屋、明治維新後は笠松県が置かれ、現在の岐阜市へ移庁するまで、県政を執った岐阜県政発祥の地です。
明治22年の町制施行により笠松町となったあとは、松枝村、下羽栗村との合併を経て、今日に至ります。
令和10年には、町政140年を迎える、岐阜県でもっとも歴史の古い街です。
また、笠松町では長い歴史のなかで、多くの文化や伝統芸能が育まれてきました。
その代表格が県重要無形民俗文化財にも指定されている、奴(やっこ)行列や芭蕉踊(ばしょうおどり)です。
これらの行事は、地元の住民でつくる保存会が中心になって伝承されてきたものの、近年は少子高齢化や地域の絆が薄くなり、担い手や後継者不足という問題を抱えています。
移住者を温かく迎えてくれる街なので、不動産売却時はその旨を購入希望者にアピールしてみてください。

概要3:気候

気候も、購入の可否を決める判断材料となるので、概要の一つとして知っておくことをおすすめします。
笠松町は年間の平均気温が約17℃の、比較的暖かいエリアです。
ただし、夏は40℃近くまで気温が上昇し、冬はマイナス3℃前後まで下がります。
標高が高いところでは、平均気温はもっと下がるでしょう。

不動産売却時にチェックしておくべき笠松町の住環境

不動産売却時にチェックしておくべき笠松町の住環境

続いて、不動産売却をするならチェックしておきたい、笠松町の住環境について解説します。

住環境1:交通アクセス

笠松町の最寄り駅である笠松駅は、笠松競馬場がある関係で多くの方が訪れることから、田舎の駅としては交通アクセスに優れています。
笠松駅は名鉄名古屋本線と名鉄竹鼻線の合流駅なので、名古屋駅へは30分以内でアクセス可能です。
岐阜駅へも片道15分のため、住環境で交通の利便性を重視する方に適しています。
時間や本数は限られますが、急行や特急電車も止まるので、家族旅行や出張などで、長距離の移動が必要な場合も便利です。
また、国道22号線もとおっており、東海北陸自動車道のインターもあるため、車での移動もしやすい街といえます。
マイホームを購入する際、アクセス環境の良さを重視する方も多いです。
住環境の良さを不動産売却時に伝えれば、スムーズな成約を目指せるでしょう。

住環境2:買い物スポット

笠松町には、下記の買い物スポットがあります。

●ピアゴ笠松店
●トミダヤ笠松店
●カネスエ笠松店


ピアゴ笠松店は、町内の東部にあるスーパーマーケットです。
店内には食料品コーナーやフードコート、100円ショップなどがあります。
トミダヤ笠松店は、主に食料品を販売するスーパーマーケットです。
笠松町の南西側にあり、最寄り駅である名鉄柳津駅からは徒歩約17分なので、車で来店することをおすすめします。
カネスエ笠松店も、食料品を取り扱っているスーパーマーケットです。
笠松町の中心部にあり、西笠松駅から徒歩5分となります。
県道14号沿いにあるので、名古屋市や一宮市にいくときに寄りやすいです。

住環境3:子育て環境

笠松町が不動産売却しやすい理由として、子育て環境の良さが挙げられます。
主な子育て支援は、下記のとおりです。

●ひとり親家庭等医療費助成
●乳幼児医療費助成


ひとり親家庭等医療費助成は、ひとり親家庭の18未満のお子さまを持つ保護者や、父母がいない18歳未満のお子さまをサポートする制度です。
診療所や病院などの医療機関で診察を受けた際に、自己負担額が一部助成されます。
乳幼児医療費助成は、0歳~満15歳までのお子さまが医療機関で診察を受けた場合に、負担額の一部を補助する制度です。
笠松町内の医療施設にて、健康保険証と受給者証を提示すると、診察代が無料になります。

住環境4:おすすめスポット

笠松町にある、おすすめのお出かけスポットは下記のとおりです。

●笠松みなと公園
●トンボ天国
●笠松町運動公園


笠松みなと公園は、木曽川の河川敷にある公園で、子ども用の遊具や、水遊びができるじゃぶじゃぶ池などがあります。
サイクリングロードがあり、サイクリングやウォーキングなどを、自然を感じながら楽しめるのが魅力です。
春は桜が咲くため、春は花見の人気スポットとなっています。
トンボ天国とは、無動寺にある5つの池の周辺のことです。
30種類ほどのトンボが生息しており、そのほかにも鳥や昆虫など、さまざまな生物が生息しているスポットとなっています。
笠松町運動公園とは、笠松町のマスコットキャラクターである、かさまるくんが乗った大きな遊具のある公園です。
幼児用の遊具や、月齢の小さいお子さまが遊べるスペース、芝生スペースやグラウンドがあり、広々とした公園となっています。
家族みんなで遊べるスポットが多いので、お子さまをお持ちの方に向けた不動産売却がおこなえるでしょう。

笠松町の不動産売却相場

笠松町の不動産売却相場

最後に、笠松町の不動産売却相場について解説します。

土地の相場

笠松町における現在の土地の相場は、1坪あたり16万円です。
10年前と比べると下落が続いていますが、前年からは0.8%上昇しています。
また、周辺エリアの下落率は14%以上となっており、県内でも資産性の高い場所といえるでしょう。
不動産売却時はその旨を伝えると、早期の売却が見込めるかもしれません。

一戸建ての相場

一戸建てにおける現在の相場は、1坪あたり64万円です。
10年前と比べると大きく下落しており、前年からは5.9%価格が落ちています。
ただし、今後は相場が上昇する可能性もゼロではありません。
相場が安ければ、その分買主はお得に不動産を購入できるということです。
そのため、今ならスムーズに売れる可能性が高いといえます。

マンションの相場

マンションの相場は、前年より0.41%上昇しています。
今後も上昇する可能性があるので、右肩上がりが続く場合は、すぐに不動産売却を検討すると良いかもしれません。

まとめ

笠松町は、自然豊かで温暖な気候が特徴の街です。
子育て支援やお出かけスポットが充実しており、さまざまな世代に向けた不動産売却がおこなえます。
土地とマンションの相場は前年と比べて上昇しており、一戸建ての価格は下落が続いています。


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