各務原市の不動産の将来性は?地域の概要と不動産売却相場をご紹介
不動産売却では、該当する地域がどのようなエリアなのかや相場価格から見た将来性が重要です。
岐阜県各務原市にある不動産は、将来的にどのように価格が変動するのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
今回は、各務原市の地域概要や住環境、各務原市にある不動産の相場価格についてご紹介します。
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不動産売却の参考になる各務原市の概要
各務原市は、岐阜県の南部から愛知県にかけて広がる濃尾平野の北部に位置する岐阜県の市町村です。
面積は約88k㎡あり、岐阜市、関市、加茂郡坂祝町、羽島郡笠松町、岐南町などに隣接しています。
岐阜市の中心部までの距離は約8km、名古屋市までは約30kmで、市の中央部には各務原台地と呼ばれる大地があり、県境に木曽川が流れているのが特徴です。
那加、稲羽、鵜沼、蘇原、川島の5つの地域に分かれており、それぞれ特色のある発展を遂げています。
各務原市の歴史
各務原市は、古くは中山道の宿場町として栄えた地域で、現在も鵜沼地区にはその面影が残っています。
鵜沼地区には、ほかにも古墳や遺跡などの文化財が多く残り、歴史の流れを感じさせてくれるエリアです。
市内には、大正時代から航空宇宙産業に従事してきた歴史があり、航空自衛隊の基地や「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」が目立ちます。
各務原市の人口概要
令和6年9月時点での、各務原市の総人口は約14万人となっており、男性が約7万人、女性も約7万人という内訳です。
世帯数は6万2,727世帯あり、世帯平均人数は2人、人口密度は1k㎡あたり1,641人となっています。
幅広い年代の方が生活しているため、教育施設や医療施設、介護施設なども充実しており、利便性は比較的高いでしょう。
総人口のうち4,069人が外国籍と海外から来ている方も多く、国際色豊かなエリアとなっています。
各務原市の由来の概要
各務原市が現在の形に近い市になったのは、昭和38年のことです。
当時の那加町、蘇原町、鵜沼町、稲羽町の4つの町が合併し、各務原市が誕生しました。
各務原の名前は、古代から用いられてきた各務郡の地名に由来し、公式の場では「かかみがはら」と読まれます。
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不動産売却の参考になる各務原市の住環境の概要
不動産売却では、周辺の住環境も考慮した売却価格になることがほとんどです。
そのため、売却したいエリアの交通アクセスや買い物、子育ての環境は最低限見ておく必要があります。
また、周辺のおすすめスポットを知っていると、不動産売却で買主の方にアピールしやすいです。
各務原市の住環境やおすすめのスポットについて見ていきましょう。
各務原市の交通アクセスから見た住環境
各務原市は、東西を横断する形で鉄道路線や幹線道路が走っており、JR高山本線と名鉄各務原線をメインに利用できます。
名古屋市には、名鉄各務原線を利用すれば犬山経由で約30分、車で移動しても約50分と、比較的交通アクセスが良いです。
岐阜市には、JRと名鉄どちらを利用しても約13~30分で移動でき、車であれば約30分で到着します。
国道41号線や国道21号線が市内を走り、インターチェンジもあるため高速道路を利用しての移動も楽です。
各務原市の買い物環境から見た住環境
各務原には、大型のショッピングモールとしてイオンモール各務原があります。
230店舗もの専門店が入っており、映画館もあるため、買い物だけでなくお出かけや娯楽にも利用できる施設です。
大規模な駐車場が設置されているほか、最寄駅からはシャトルバスもあります。
マックスバリュ各務原店・各務原那加店、イオンタウン各務原鵜沼内のザ・ビッグエクストラ各務原鵜沼店など、スーパーマーケットも豊富です。
ほかにも、ドラッグストアやホームセンターなどがあり、車があれば買い物で不便に感じることはありません。
各務原市の子育て施設から見た住環境
各務原市には保育所が9つ、幼稚園が8つ、認定こども園が11、地域型保育事業所が6つと子育て関連施設が多いです。
小学校は17校、中学校は8校、高等学校は4校、大学は4校、専門学校1校、特別支援学校1校と、教育施設も豊富にあります。
小児科も38施設あり、岐阜県内で子育てに関する支援が受けられる取り組み「赤ちゃんステーション」を設置した店舗も多いです。
さらに、「子育てすくすく広場」として、16の保育所と認定こども園が、指定日の時間内に未就園児を遊ばせられる環境を整えています。
子育ての悩みや困りごとを気軽に相談できる「保育所すくすくホットライン」も利用可能です。
各務原市のおすすめスポット
各務原市には、お出かけにおすすめなスポットとして、河川環境楽園アクア・トトぎふがあります。
これは、4階建ての大規模な淡水魚水族館を中心とする公園施設で、園内にはビオトープなどもあり、小さな子どもとのお出かけにもぴったりです。
また、ほかにも旧岐阜大学跡地に作られた各務原市民公園があり、図書館やカフェなどが設置され、市民の憩いの場になっています。
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不動産売却における各務原市の不動産相場
続いて、各務原市における不動産売却の相場について、土地、一戸建て住宅、中古マンションの3つに分けて見ていきましょう。
不動産売却の際は、現在の数字上の価格だけではなく、過去の価格からどれだけ変化したか、将来どのように推移するかについて見ていく必要があります。
各務原市の土地の不動産売却相場
各務原市の不動産売却における現在の土地の価格相場は1,054万円で、坪単価は15万円です。
これは、過去10年で7.4%のマイナスとなっており、岐阜市や関市と比べると下がり幅は小さいものの、決して有望とはいえません。
加茂郡坂祝町は、過去10年で不動産売却価格が21.6%プラスに傾いており、これと比較するとより下がり幅が目立ちます。
各務原市の土地は、今後10年で9.0%ほど値下がりする見込みとなっており、景気が悪くなった際は24.4%も下がる可能性があるため注意が必要です。
各務原市の一戸建て住宅の不動産売却相場
各務原市の一戸建て住宅における不動産売却価格相場は2,356万円となっており、坪単価は68万円です。
これは10年前と比べて、1.9%のプラスとなっており、一戸建て住宅市場については比較的良い推移を見せています。
周辺エリアの一戸建て住宅の価格はマイナス傾向にあるため、そちらと比べると有望なエリアです。
一方で、このままだと10年後は5.6%値下がりする予想が立てられています。
上手く景気が好転すれば、21.8%値上がりする可能性がありますが、より悪い状況になると、36.4%ものマイナスになる可能性があるため注意が必要です。
ただし、周辺エリアはさらに値下がりが予想されているため、比較的値下げ幅が少なく済むエリアといえます。
各務原市の中古マンションの不動産売却相場
各務原市での不動産売却における中古マンションの相場は2,264万円となっており、坪単価は107万円です。
これは10年間で2.1%プラスとなっており、一戸建て住宅ほどではないものの値上がりしています。
さらに、今後10年で何事もなければ、さらに1.2%上昇し、上手くいけば30.7%値上がりする可能性が予測されているエリアです。
ただし、景気が悪くなった際などは14.5%のマイナスに転じる可能性もあります。
周辺エリアは、通常時でもマイナスに落ち込むと予想されているため、中古マンション市場においては有望といえるでしょう。
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まとめ
各務原市は、岐阜県の南側に位置する文化財の豊かな市町村です。
交通アクセスや買い物環境が比較的整っており、子育てもしやすいよう制度が整備されています。
土地や一戸建て住宅は、今後値下がりする可能性が高いものの、中古マンションについては、今後値上がりする可能性がある有望なエリアです。
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