お金がないけど家を売る?売却時の注意点や費用についても解説

お金がないけど家を売る?売却時の注意点や費用についても解説

「家を売りたいけれど、手元にまとまったお金がなくて売却に必要な費用を支払えるか不安だ」と一人でお困りではありませんか。
手元の資金が不足している状態で焦って売却を進めてしまうと、想定外の出費に対応できず、住宅ローンが残ったまま不利な条件で家を手放すことにつながるリスクもあります。
本記事では、お金がない状況でも安心して家を売却するための選択肢をはじめ、事前に把握しておくべき費用や税金、絶対に避けるべきNG行動について解説します。
手持ちの資金に不安を抱えながらも、大切なご自宅の売却を少しでも有利に、そしてスムーズに進めたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

お金がない時に家を売る主な3つの方法

お金がない時に家を売る主な3つの方法

お金がない状態で家を売却する際におさえるべき方法には、主に買取や仲介、任意売却の3つがあります。
まずは、それぞれの売却方法の仕組みや、特徴について解説します。

買取のメリットと注意点

買取は、不動産会社が直接買主となり、査定から契約、決済までを短期間で進めやすい売却方法です。
買主を探す期間がないため、早ければ数日~1か月ほどで現金化を目指せる点が大きな魅力でしょう。
また、仲介手数料がかからず、広告や内覧も不要なケースが多いため、近隣に知られにくい安心感もあります。
事前の片づけや、修繕に大きな費用をかけにくい方にも、検討しやすい方法です。
ただし、再販売に向けた修繕費や事業リスクが反映されるため、価格は相場より低くなる傾向です。
そのため、早く資金を用意したいのか、できるだけ手残りを増やしたいのかを整理してから検討しましょう。

仲介売却の特徴と費用

仲介売却は、不動産会社に買主探しを依頼し、一般市場で相場に近い価格での成約を目指す方法です。
販売期間は、物件の条件や価格設定によって変わりますが、3か月~6か月ほどを見込むと良いでしょう。
売却価格が400万円を超える場合、仲介手数料の上限は売却価格の3%に6万円と消費税をくわえた金額です。
ただし、支払いは契約時と引渡し時に分けるケースが多く、売却代金から準備しやすい面もあります。
査定額や販売計画の根拠を確認し、水回りや玄関を整えておくと、内覧時の印象を高めやすくなります。
時間に余裕がある場合は、価格を重視したい方に向いているでしょう。

任意売却の仕組みと条件

任意売却は、住宅ローンの返済が難しく、売却代金だけでは完済できない場合に検討する手続きです。
通常の仲介に近い形で売却を進めますが、あらかじめ金融機関など債権者の同意を得る必要があります。
競売より市場価格に近い売却を目指しやすいため、残債を減らしながら生活再建の計画を立てやすくなるでしょう。
一方で、抵当権を持つすべての債権者や連帯保証人との調整が欠かせません。
また、税金や管理費の滞納がある場合は差押え解除の話し合いも必要になります。
競売の手続きが進む前に動くことが重要なため、早めに専門家へ相談しましょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却における不動産会社の選び方について!3つのポイントをご紹介

家を売る前に把握すべき費用と税金

家を売る前に把握すべき費用と税金

前章では、家を売却するための主な方法について述べましたが、実際に売るとなるとどのようなお金がかかるか気になりますよね。
ここでは、家の売却時にかかる費用や税金、ローン残債の注意点について解説します。

かかる税金と特例の活用

家の売却で利益が出た場合は、譲渡所得税や住民税がかかることがあります。
譲渡所得は、売却価格から取得費や譲渡費用、特別控除額を差し引いて計算する仕組みです。
税率は所有期間で変わり、5年以下なら所得税などと住民税を合わせて39.63%、5年超なら20.315%になります。
ただし、要件を満たせば3,000万円特別控除を使える可能性があり、利益が3,000万円以下なら税負担を抑えやすくなります。
さらに、所有期間が10年を超える場合は軽減税率の特例も検討できるため、売却前に適用条件を確認しておきましょう。
手元資金が少ないときほど、税金の有無を早めに知ることが大切です。

諸費用の内訳と合計目安

家を売る際の諸費用には、仲介手数料や印紙税、登録免許税、司法書士報酬などがあります。
とくに、仲介手数料は金額が大きく、売却価格が400万円超の場合は売却価格の3%に6万円と消費税をくわえた額が上限です。
たとえば、3,000万円で売れた場合、上限額は105万6,000円になります。
また、契約金額が1,000万円超から5,000万円以下なら、印紙税は軽減後で1万円です。
さらに、抵当権抹消の登録免許税や司法書士報酬、引っ越し費用などもかかります。
合計では売却価格の4%~6%ほどを見込み、資金計画に含めておきましょう。

ローン残債の確認と対策

住宅ローンが残っている場合は、残高証明書や返済予定表で現在の残債を確認することが最初の一歩です。
そのうえで、査定価格と比べて売却代金で完済できるかを見極める必要があります。
なぜなら、住宅ローンの抵当権は、決済時に完済して抹消するのが基本だからです。
売却代金だけで足りない場合は、不足分を自己資金で補うか、住み替えローンを検討することになります。
また、一時的な資金が必要なときはつなぎ融資も選択肢です。
返済が苦しい場合は、任意売却も含めて早めに金融機関へ相談しましょう。

▼この記事も読まれています
不動産売却時に出やすい残置物とはなにか?発生しやすいトラブルも解説

家の売却時に絶対に避けるべき3つの行動

家の売却時に絶対に避けるべき3つの行動

ここまで、売却の方法や発生する費用を解説しましたが、失敗を防ぐための注意点もおさえておきましょう。
最後に、家の売却において避けるべき3つの行動について解説します。

事前準備や査定を怠る

事前準備を怠ると、売出価格の根拠があいまいになり、物件の魅力も十分に伝わりにくくなります。
まずは、周辺相場や売却期間を調べ、不動産会社へ査定を依頼して、現実的な価格設定を考えましょう。
査定では、室内の状態や周辺環境も見られるため、売却計画を立てるうえで重要な土台になります。
また、雨漏りや劣化が気になる場合は、建物状況調査を受けて状態を把握しておくと説明しやすくなります。
大規模なリフォームまでは不要でも、玄関や水回りを整え、修繕履歴を正直に伝えることが買主の安心につながるでしょう。
このような小さな準備の積み重ねが、内覧時の印象を左右します。

ローン残債を確認しない

ローン残債を確認しないまま売却を進めると、決済直前に資金不足がわかり、予定を組み直すおそれがあります。
売却代金で完済できると思っていても、諸費用や税金を差し引くと手元資金が足りないケースは少なくありません。
そして、残債を返しきれなければ抵当権を抹消できず、引渡しも進められなくなります。
そのため、売却活動を始める前に残高証明書を取り寄せ、手残り額を試算しましょう。
不足が見込まれる場合は、自己資金、住み替えローン、つなぎ融資などを早めに比較します。
難しければ任意売却も視野に入れ、相談先を整理しておくことが大切です。

焦って安く売却する

お金が必要な状況でも、焦って大きく値下げすると、納得しにくい売却につながる可能性があります。
まずは、相場や査定額、ローン残債、諸費用を整理し、いつまでに売りたいのかを不動産会社と共有しましょう。
販売開始後は、反響を見ながら、1か月や3か月などの区切りで価格や販売方法を見直すことが大切です。
また、短期間で現金化したい場合は、仲介にこだわらず買取への切り替えを検討する方法もあります。
一定期間は仲介で売り出し、売れなければ不動産会社が買い取る買取保証を選ぶのも良いでしょう。
目的を整理しておけば、価格とスピードのバランスを取りながら判断しやすくなります。

▼この記事も読まれています
所有者・共有者が行方不明でも不動産は売却できる?具体的な手続きを解説

まとめ

資金がない状態で家を売る方法には、早期現金化しやすい買取、相場売却を目指す仲介、返済困難時の任意売却があります。
売却時は、譲渡所得税や売却価格の4%~6%程度の諸費用がかかるため、ローン残債とあわせて事前確認が大切です。
成功には査定や残債確認を怠らず、資金が必要でも焦って安値で手放さないよう計画的に進めるべきでしょう。

リアルエステート岐阜

株式会社リアルエステート岐阜は、岐阜を知り尽くしてるからこそ安心できる買取専門店です。
離婚・相続・債務整理・買い替えなど、お客様のニーズに合わせた不動産買取をご提案させていただきます。

■強み
・全国どこでも対応
・お客様の気持ちに寄り添うサポート
・最後まであきらめない粘り強さ

■事業
・仲介売却
・買取